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ジカディア錠150mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジカディア錠150mg
主成分 セリチニブ
分類名称 その他の腫瘍用薬
剤形 薄い青色の錠剤、直径9.1mm、厚さ3.9mm
商品画像
製薬会社 ノバルティス ファーマ株式会社
効能 がん細胞の増殖に必要なALK融合タンパク(チロシンキナーゼ)の働きを選択的に抑えることにより、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。間質性肺疾患またはその既往歴、肝機能障害、QT間隔延長またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回3錠(セリチニブとして450mg)を1日1回、食後に服用します。なお、症状により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた分は気づいてもすぐに服用せず、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品と一緒に飲むと、この薬の作用が弱くなることがあるので、避けてください。
  • 動物実験で胎児毒性が報告されていますので、妊娠が可能な場合、この薬を服用している間は避妊をするようにしてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、疲労などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺疾患]
  • 全身けん怠感、食欲不振、黄疸 [肝機能障害]
  • 動悸、めまい、意識障害 [QT間隔延長、徐脈]
  • 便が泥状か、完全に水のようになっている、トイレから離れられないほど頻回に下痢をする [重度の下痢]
  • 口渇、多飲、多尿 [高血糖・糖尿病]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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