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タモキシフェン錠20mg「DSEP」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 タモキシフェン錠20mg「DSEP」
主成分 クエン酸タモキシフェン
分類名称 その他の腫瘍用薬
剤形 白色の錠剤、直径約10.1mm、厚さ4.4mm
商品画像
製薬会社 第一三共エスファ株式会社
効能 抗エストロゲン作用により、女性ホルモンの働きを抑制します。
通常、乳癌の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。白血球減少、血小板減少がある。
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(タモキシフェンとして20mg)を1日1回服用しますが、症状などにより、適宜1日2錠(40mg)まで増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間がせまっている場合は、1回分とばし、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 服用中はホルモン剤以外の方法で避妊してください。
  • 副作用 主な副作用として、無月経、月経異常、性器出血、吐き気、嘔吐、食欲不振、ほてり、潮紅などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 視力低下(物の形が見えにくい、全く見えない)、かすみ目 [視力異常、視覚障害]
  • 局所の痛み、圧痛、紅斑 [血栓塞栓症、静脈炎]
  • 性器出血、月経異常(過多月経、下腹部・腰の痛みなど)、月経不順 [子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]
  • 目や口唇周囲の腫れ、発疹、呼吸困難 [アナフィラキシー、血管浮腫]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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