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ミルタザピン錠15mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ミルタザピン錠15mg「サワイ」
主成分 ミルタザピン
分類名称 精神神経用剤
剤形 黄色の錠剤、長径10.1mm、短径5.9mm、厚さ3.5mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 脳内のノルアドレナリンおよびセロトニンの神経伝達を増強することにより、抑うつ気分を和らげます。
通常、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日1回1錠(主成分として15mg)を初期用量とし、1回1~2錠(15~30mg)を1日1回就寝前に服用します。年齢・症状により1日1回3錠(45mg)を超えない範囲で適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として1回1錠(15mg)ずつとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。突然飲むのを中止すると、不安、焦燥、興奮、めまい、錯覚感、頭痛または吐き気などがあらわれることがあります。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまいなどがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は避けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)により薬の作用が強められることがありますので、セイヨウオトギリソウ含有食品は控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、体重増加、倦怠感、傾眠、浮動性めまい、頭痛、便秘、口渇などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不安、発熱、手足のふるえ [セロトニン症候群]
  • 発熱、のどの痛み、倦怠感 [無顆粒球症、好中球減少症]
  • 筋肉が発作的に収縮する状態 [痙攣]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • けいれん、意識障害、食欲不振 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • [ご家族の方へ]自殺念慮・攻撃性などの行動の変化があらわれることがありますので、医師と緊密に連絡を取り合ってください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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