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インチュニブ錠1mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 インチュニブ錠1mg
主成分 グアンファシン塩酸塩
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ4.0mm
商品画像
製薬会社 武田薬品工業株式会社
効能 アドレナリン受容体に作用して、脳内の神経伝達物質の働きを調節することにより、注意欠陥/多動性障害の症状を改善します。
通常、注意欠陥/多動性障害の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。房室ブロック(第二度、第三度)がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 18歳未満の患者:通常、体重50kg未満の場合は1回1錠(グアンファシンとして1mg)、体重50kg以上の場合は1回2錠(2mg)を1日1回服用することから開始し、1週間以上の間隔をあけて1錠(1mg)ずつ維持量(体重17kg以上25kg未満は1mg、体重25kg以上38kg未満は2mg、体重38kg以上50kg未満は3mg、体重50kg以上63kg未満は4mg、体重63kg以上75kg未満は5mg、体重75kg以上は6mg)まで増やします。症状により適宜増減されますが、最高量(体重17kg以上25kg未満は2mg、体重25kg以上34kg未満は3mg、体重34kg以上42kg未満は4mg、体重42kg以上50kg未満は5mg、体重50kg以上は6mg)は越えません。いずれも1日1回服用します。
    18歳以上の患者:通常、1回2錠(2mg)を1日1回服用することから開始し、1週間以上の間隔をあけて1錠(1mg)ずつ維持量(4~6mg)まで増やします。症状により適宜増減されますが、最高量(6mg)は越えません。いずれも1日1回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は割ったり、砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、鎮静などが起こることがありますので、使用中は自動車の運転や危険をともなう機械の操作は避けるように注意してください。
  • アルコールにより薬の作用や副作用が強まることがあります。
  • 死にたいと思ったり、死のうとするなどの症状があらわれることがあります。これらの症状があらわれた場合は、すぐに医師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、傾眠、血圧低下、頭痛、口渇、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、倦怠感、息切れ [低血圧、徐脈]
  • 気を失う [失神]
  • 気を失う、めまい [房室ブロック]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 精神神経用剤
    同じ成分の薬を探す グアンファシン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 武田薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳3,1280~4歳0
    5~9歳3,177,7005~9歳558,459
    10~14歳3,922,70110~14歳728,985
    15~19歳675,51315~19歳200,728
    20~24歳18,82520~24歳8,355
    25~29歳6,65725~29歳1,710
    30~34歳2,44530~34歳3,131
    35~39歳1,62735~39歳2,522
    40~44歳040~44歳1,645
    45~49歳1,81745~49歳1,609
    50~54歳050~54歳0
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳0
    70~74歳070~74歳0
    75~79歳075~79歳0
    80~84歳080~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0