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ブリリンタ錠60mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ブリリンタ錠60mg
主成分 チカグレロル
分類名称 その他の血液・体液用薬
剤形 ごくうすい黄みの赤色の円形の錠剤、直径約8.1mm、厚さ約3.8mm
商品画像
製薬会社 アストラゼネカ株式会社
効能 血小板の活性化による血小板凝集を抑えて、血液を固まりにくくし、血栓症の再発を防ぎます。
通常、過去に心筋梗塞になったことがある場合に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している。血友病である。肝臓、腎臓、呼吸器に病気がある。高血圧である。体重が少ない。脈が遅い。尿酸値が高かった。脳梗塞または一過性脳虚血発作になったことがある。抜歯や手術を予定している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人には1回1錠(主成分として60mg)を1日2回服用します。
    必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は1回分をスキップして、次の予定時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 服用中は通常より出血しやすくなるので、異常な出血がおこったり出血が長引く場合には医師に連絡するようにしてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は薬の血中濃度を下げ、効果が減弱する恐れがあるので、セイヨウオトギリソウ含有食品を避けてください
  • 副作用 主な副作用として、出血、皮下出血、鼻出血、血尿、挫傷、特発性血腫、呼吸困難などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 突然の激しい頭痛、吐き気、吐血・血便・血尿 [出血(頭蓋内出血、消化器系出血など)]
  • 意識の低下、動悸、じんましん [アナフィラキシー]
  • まぶた・唇・舌のはれ、息苦しい、じんましん [血管浮腫]
  • めまい、脈が遅くなる [徐脈性不整脈]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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