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ケトプロフェンテープ40mg「BMD」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ケトプロフェンテープ40mg「BMD」
主成分 ケトプロフェン
分類名称 鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤
剤形 微黄色半透明~黄色半透明の膏体を淡黄赤褐色~黄赤褐色の支持体に展延した貼付剤、大きさ10×14cm
商品画像
製薬会社 持田製薬株式会社
効能 非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、貼った部位の皮膚から吸収され、炎症を引き起こすプロスタグランジンの産生を抑えることで、鎮痛、消炎作用を示します。
通常、腰痛症、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛、外傷後の腫れや痛みの改善、および関節リウマチにおける関節局所の鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アスピリン喘息(既往歴を含む)、気管支喘息、光線過敏症の既往歴がある。チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラート並びにオキシベンゾンおよびオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン、香水など)に対して過敏症の既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日1回患部に貼付します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • きずや粘膜、湿疹または発疹のある部位には使用しないでください。
  • 使い忘れた場合、気がついたときにすぐに貼ってください。ただし、次に使う時間が近い場合は忘れた分を抜き、次回より指示通り使用してください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 光線過敏症(日光の当たる部分の強いかゆみ、日光の照射による過度の日焼け、皮膚の色素沈着)があらわれることがあるので、使用中は天候にかかわらず、戸外の活動を避けるとともに、日常の外出時も、貼っている部分を色物の服やサポーターで覆い、光に当たらないよう注意してください。なお、使用後も少なくとも4週間は、同様に注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、貼った部位の発疹、発赤、腫脹、かゆみ、刺激感、水疱・びらん、色素沈着、皮下出血、皮膚剥脱、蕁麻疹、まぶたの浮腫、顔面浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫 [ショック、アナフィラキシー]
  • 喘鳴(ヒューヒュー音)、呼吸困難感 [喘息発作の誘発(アスピリン喘息)]
  • 皮膚のかゆみ、水疱、発疹 [接触皮膚炎]
  • 日光に当たると強いかゆみを伴う紅斑・発疹・水疱・びらん、色素沈着、色素脱失 [光線過敏症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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