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シクロスポリンカプセル25mg「VTRS」[移植用]
基本情報
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名 | シクロスポリンカプセル25mg「VTRS」[移植用] |
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主成分 | シクロスポリン |
分類名称 | 他に分類されない代謝性医薬品 |
剤形 | 淡黄色のカプセル剤、長径9.7mm、短径6.8mm |
製薬会社 | サンファーマ株式会社 |
効能 |
通常、臓器(腎臓・肝臓・心臓・肺・膵臓・小腸)移植における拒絶反応の抑制、骨髄移植における拒絶反応および移植片対宿主病、細胞移植に伴う免疫反応の抑制に用いられます。 |
使用上の注意 |
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用法・用量 |
肝移植:通常、移植1日前から1回主成分として7~8mg/kg(体重50kgで350~400mg)を1日2回服用し、以後徐々に減量されます。標準維持量は1日5~10mg/kg(体重50kgで250~500mg)ですが、症状により適宜増減されます。 心移植、肺移植、膵移植:通常、移植1日前から1回主成分として5~7.5mg/kg(体重50kgで250~375mg)を1日2回服用し、以後徐々に減量されます。標準維持量は1日2~6mg/kg(体重50kgで100~300mg)ですが、症状により適宜増減されます。 小腸移植:通常、1回主成分として7~8mg/kg(体重50kgで350~400mg)を1日2回服用し、以後徐々に減量されます。標準維持量は1日5~10mg/kg(体重50kgで250~500mg)ですが、症状により適宜増減されます。ただし、通常移植1日前からシクロスポリン注射剤で治療を開始し、内服可能となった後はできるだけ速やかに内服に切り換えられます。 骨髄移植:通常、移植1日前から1回主成分として3~6mg/kg(体重50kgで150~300mg)を1日2回服用し、3~6ヵ月間継続後、徐々に減量し中止されます。 細胞移植に伴う免疫反応の抑制:再生医療など製品の用法・用量または使用方法に基づいて使用します。 本剤は1カプセル中に主成分25mgを含有しますが、含有量が異なるカプセルと組み合わせて服用することもあります。 いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。 |
生活上の注意 |
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副作用 |
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 |
保管方法その他 |
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