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ケトチフェンシロップ0.02%「杏林」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ケトチフェンシロップ0.02%「杏林」
主成分 ケトチフェンフマル酸塩
分類名称 その他のアレルギー用薬
剤形 無色~微黄色澄明のシロップ剤
商品画像
製薬会社 キョーリンリメディオ株式会社
効能 抗アナフィラキシー作用および抗ヒスタミン作用によりアレルギーの原因となるヒスタミンや炎症物質の作用を抑え、気道や鼻粘膜などの組織の過敏性を減弱させます。
通常、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、皮膚そう痒症の治療に用いられます。
なお、気管支喘息に用いる場合、すでに起こっている喘息発作を速やかに改善する薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。てんかんまたはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、小児は1回体重1kgあたり0.15mL(ケトチフェンとして0.03mg)を1日2回朝食後および就寝前に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。年齢別の標準的な1日服用量は6ヵ月~3歳未満は4mL(0.8mg)、3歳~7歳未満は6mL(1.2mg)、7歳以上は10mL(2.0mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 乳幼児ではひどく興奮することがありますので飲んだ後の状態をよく見守ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が5時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気があらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
  • 眠気などが強くでることがありますので、アルコールを含む飲食物はなるべく避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、頻尿、排尿痛、血尿、残尿感などの膀胱炎様症状、浮腫、多形紅斑、発疹、蕁麻疹、眠気、一過性の意識消失などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 筋肉が発作的に収縮する、落ち着きがなくなる、手足の震え [痙攣、興奮]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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