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ニフェジピンL錠10mg「KPI」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ニフェジピンL錠10mg「KPI」
主成分 ニフェジピン
分類名称 血管拡張剤
剤形 淡赤色の錠剤、直径約6.1mm、厚さ約3.6mm
商品画像
製薬会社 アルフレッサ ファーマ株式会社
効能 心臓や血管が収縮する原因となるカルシウムイオンの細胞内への流入を抑制することで、冠血管を拡張し、全末梢血管抵抗を減少させ、抗高血圧作用と抗狭心症作用をあらわします。
通常、本態性および腎性の高血圧症や狭心症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心原性ショック、大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄、肺高血圧、血圧が低い、血液透析療法中、腎機能障害、肝機能障害、うっ血性心不全がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 本態性高血圧症、腎性高血圧症:通常、成人は1回1~2錠(主成分として10~20mg)を1日2回服用します。
    狭心症:通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)を1日2回服用します。
    いずれの場合も、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は徐放錠ですので、割ったり、かみくだいたりしないで飲んでください。かみくだいて飲むと血中濃度が高くなり、頭痛や顔面潮紅などの副作用が出ることがあります。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が下がることにより、めまいやふらつきなどが起こることがありますので、高い所での作業や自動車の運転など危険が伴う機械の操作には十分注意してください。
  • グレープフルーツ(ジュース)は、この薬の作用を強めることがありますので、これらを一緒に飲食することは避けてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を中止してください。
  • 副作用 主な副作用として、顔面潮紅、めまい、頭痛、黄疸、胸部痛、上腹部痛、発疹、かゆみ、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、歯肉肥厚、貧血、呼吸困難、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身の赤い発疹、皮膚がはがれ落ちる、発熱 [紅皮症、(はく脱性皮膚炎)]
  • のどの痛み、頭痛、発熱 [無顆粒球症、血小板減少]
  • 顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ [ショック]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する [意識障害]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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