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スピロノラクトン錠25mg「杏林」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 スピロノラクトン錠25mg「杏林」
主成分 スピロノラクトン
分類名称 利尿剤
剤形 淡黄褐色の錠剤、直径9.1mm、厚さ3.2mm
商品画像
製薬会社 キョーリンリメディオ株式会社
効能 腎臓でナトリウムと水の排泄を促進し、カリウムの排泄を抑えて、尿量を増やし、体内の余分な水分を排泄することにより、血圧を下げ、体のむくみを取ります。
通常、高血圧症、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫などの治療、また原発性アルドステロン症の診断および症状の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無尿または急性腎不全、高カリウム血症、アジソン病、心疾患、冠硬化症または脳動脈硬化症、腎障害、肝障害、食塩制限をしている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日2~4錠(主成分として50~100mg)を分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 夕食以後の服用は、夜間の排尿のために睡眠の妨げになることがあります。医師の指示がある場合以外はさけてください。
  • 飲み忘れた場合は、気が付いた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が下がることにより、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険を伴う機械の操作などには十分注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、女性型乳房、乳房痛、乳房の腫れ、陰萎、多毛、月経不順、無月経、閉経後の性器出血、声の低音化、発疹、蕁麻疹、かゆみ、食欲不振、吐き気・嘔吐、口渇、下痢、便秘、倦怠感、動悸、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不整脈、全身倦怠感、脱力 [電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシスなど)]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全]
  • 発疹、口腔粘膜などの痛みを伴った粘膜疹、高熱 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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