お薬検索

ドパコール配合錠L100

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドパコール配合錠L100
主成分 レボドパ、カルビドパ
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 うす紅色の錠剤、長径13.1mm、短径7.1mm、厚さ2.5mm
商品画像
製薬会社 ダイト株式会社
効能 レボドパは脳内に取り込まれてドパミンとして働き、カルビドパはレボドパの脳への移行を高め、この配合によりドパミンの不足による手のふるえ、体のこわばり、日常生活動作などを改善します。
通常、パーキンソン病、パーキンソン症候群の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • レボドパ未服用患者:通常、成人は1回レボドパとして100~125mg、1日100~300mgから服用をはじめ、毎日または隔日に100~125mgずつ増量され、最適量が定められ維持量(標準維持量は1回200~250mg、1日3回)とされます。症状により適宜増減されますが、1日1,500mgを超えません。
    レボドパ既服用患者:通常、成人はレボドパ単味製剤の服用後、少なくとも8時間の間隔をおいてから、レボドパの1日維持量の約1/5に相当する量を目安として初回量が定められ、3回に分けて服用します。以後、症状により適宜増減されて最適量が定められ維持量(標準維持量は1回200~250mg、1日3回)とされますが、1日1,500mgを超えません。
    本剤は1錠中にレボドパとして100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 突発的な睡眠、意識がぼんやりする、注意力・集中力・反射機能などの低下が起こることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 汗、尿、唾液が黒くなることがありますので、その場合は医師、薬剤師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、嘔吐、食欲不振、不随意運動(震え、舌やあごが絶え間なく勝手に動く)、起立性低血圧(立ちくらみ)、発疹、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱、意識障害、筋肉のこわばり [Syndrome malin]
  • 時間・場所などが判らない、ない物が見えたり聞こえたりする、気分が沈む [錯乱、幻覚、抑うつ]
  • みぞおちの痛み・圧痛、吐き気・嘔吐、吐血・下血 [胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化]
  • 貧血症状、発熱、赤褐色尿 [溶血性貧血、血小板減少]
  • 前兆がなく突然眠くなる [突発的睡眠]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す レボドパ、カルビドパ
    同じ製薬会社の薬を探す ダイト株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳5,0925~9歳1,011
    10~14歳1,89110~14歳2,647
    15~19歳9,20215~19歳1,618
    20~24歳10,24320~24歳7,217
    25~29歳8,92325~29歳6,923
    30~34歳18,01330~34歳16,730
    35~39歳43,05935~39歳23,034
    40~44歳107,54640~44歳44,256
    45~49歳243,89545~49歳149,059
    50~54歳440,78650~54歳285,836
    55~59歳918,45355~59歳594,891
    60~64歳1,601,07360~64歳1,471,139
    65~69歳3,524,52865~69歳3,410,900
    70~74歳5,226,47670~74歳5,400,136
    75~79歳7,076,65875~79歳8,038,106
    80~84歳6,843,16480~84歳9,174,126
    85~89歳3,832,82685~89歳6,695,103
    90歳以上1,044,72490歳以上2,810,566