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ジクロフェナクNa錠25mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジクロフェナクNa錠25mg「サワイ」
主成分 ジクロフェナクナトリウム
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 淡黄赤色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.7mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 非ステロイド性の消炎鎮痛剤で、炎症にかかわるプロスタグランジンの産生を抑えることにより、消炎、鎮痛作用をあらわします。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、手術ならびに抜歯後などの鎮痛・消炎、急性上気道炎の解熱・鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、高血圧症、心機能不全、アスピリン喘息またはその既往歴、インフルエンザの臨床経過中の脳炎・脳症
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 関節リウマチ、変形性関節症、変形性脊椎症、腰痛症、手術ならびに抜歯後などの鎮痛・消炎:通常、成人は1日3~4錠(主成分として75~100mg)を原則として1日3回に分けて服用します。また、頓用する場合は1回1~2錠(25~50mg)を服用します。
    急性上気道炎の解熱・鎮痛
    :通常、成人は1回1~2錠(主成分として25~50mg)を頓用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大4錠(100mg)までとされています。
    いずれの場合も、空腹時の服用はできるだけ避けてください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 薬が食道にとどまって崩壊すると、食道潰瘍をおこすおそれがありますので、多めの水で服用し、特に就寝前に服用する場合などには注意してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまい、霧視(目のかすみ)があらわれた場合は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 副作用 主な副作用として、食欲不振、吐き気・嘔吐、胃痛、腹痛、下痢、口内炎、発疹、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胸の痛み、蕁麻疹、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]
  • 顔面蒼白、吐き気、みぞおちの痛みや圧痛 [出血性ショックまたは穿孔を伴う消化管潰瘍、消化管の狭窄・閉塞]
  • 貧血症状、発熱、出血傾向 [再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、血小板減少]
  • 発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症]
  • 乏尿、血尿、全身の著明なむくみ [急性腎不全、ネフローゼ症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 解熱鎮痛消炎剤
    同じ成分の薬を探す ジクロフェナクナトリウム
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳1,5535~9歳1,048
    10~14歳22,67710~14歳25,170
    15~19歳101,45515~19歳113,454
    20~24歳175,15020~24歳222,075
    25~29歳257,65625~29歳289,679
    30~34歳365,11830~34歳343,820
    35~39歳526,10135~39歳442,204
    40~44歳735,43440~44歳575,962
    45~49歳931,27745~49歳735,637
    50~54歳931,88950~54歳716,204
    55~59歳877,64055~59歳719,331
    60~64歳816,91260~64歳652,204
    65~69歳833,00865~69歳678,178
    70~74歳619,57770~74歳668,867
    75~79歳521,15875~79歳632,162
    80~84歳317,44180~84歳492,063
    85~89歳141,08485~89歳277,973
    90歳以上43,78190歳以上128,117