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フルニトラゼパム錠1mg「TCK」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 フルニトラゼパム錠1mg「TCK」
主成分 フルニトラゼパム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 帯青白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ2.7mm
商品画像
製薬会社 辰巳化学株式会社
効能 脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用して神経抑制的に働き、不安や緊張をやわらげ、寝つきをよくします。
通常、不眠症の治療、麻酔前投薬に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、重症筋無力症、呼吸機能が低下(肺性心、肺気腫、気管支喘息、脳血管障害の急性期)、衰弱、心障害、肝障害、腎障害、脳の器質的障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回0.5~2錠(主成分として0.5~2mg)を就寝前または手術前に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、高齢者では1回1錠(1mg)までとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • いったん寝た後にまた起きて用事をする可能性がある場合は、飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、翌朝起きるまでにかなり時間があれば1回分を飲んでもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 薬の影響が翌朝以後におよび、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などが低下することがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はさけてください。
  • 薬の作用を強めるおそれがありますので、この薬を服用中はアルコール類を控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、ふらつき、眠気、倦怠感、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 使用を中止しようとしても止められずに使用を続ける [依存性]
  • 意識が乱れ正常な思考ができない、考えがまとまらない、時間や場所がわからない [刺激興奮、錯乱]
  • 息が苦しい、気分不快、頭痛 [呼吸抑制、炭酸ガスナルコーシス]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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