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ジピリダモール錠25mg「ツルハラ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジピリダモール錠25mg「ツルハラ」
主成分 ジピリダモール
分類名称 血管拡張剤
剤形 赤橙色の錠剤、直径約7.0mm、厚さ約4.3mm
商品画像
製薬会社 鶴原製薬株式会社
効能 冠状動脈を拡張して冠血流を増加させ、また、血小板の凝集や粘着能を抑えて循環動態を改善します。
通常、狭心症・心筋梗塞・その他の虚血性心疾患・うっ血性心不全の治療、ワーファリンとの併用による心臓弁置換術後の血栓・塞栓の抑制、ステロイドに抵抗性を示すネフローゼ症候群おける尿蛋白の減少に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。低血圧、冠動脈疾患(不安定狭心症、心筋梗塞など)がある。
  • 低血圧である。
  • 心臓の血管が原因の狭心症、心筋梗塞などの病気がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・用量
  • 狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全など:通常、成人は1回1錠(主成分として25mg)を1日3回服用します。
    血栓・塞栓
    :通常、成人は1日12~16錠(主成分として300~400mg)を3~4回に分けて服用します。
    尿蛋白
    :通常、成人は1回4錠(主成分として100mg)を1日3回服用しますが、4週間後に尿蛋白量の測定が行われ、以後の服用継続の可否が決められます。継続する場合は定期的に尿蛋白量を測定されながら続けられます。
    いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として25mg)を1日3回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合には、1回分を飛ばして、次の分からふだんの飲み方に戻してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、頭痛、めまい、吐き気、食欲不振、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胸の痛み、圧迫感、冷汗 [狭心症状の悪化]
  • 飛蚊症(黒い点や虫のような物が視野の中に見える)、黒色便、頭痛 [出血傾向]
  • 皮下出血、歯ぐきの出血、鼻血 [血小板減少]
  • 発作的な息切れ、喘鳴(ヒューヒュー音)、血管浮腫(眼や唇の周りの腫れ) [過敏症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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