お薬検索
ベストロン耳鼻科用1%(500mg)
基本情報
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名 | ベストロン耳鼻科用1%(500mg) |
---|---|
主成分 | セフメノキシム塩酸塩 |
分類名称 | 耳鼻科用剤 |
剤形 | 用時溶解型の外用液剤、(粉末)白色~帯橙淡黄色、(溶解液)無色澄明、(粉末を溶解液で溶かした液)無色~淡黄色澄明、(溶かした後の液量)50mL(薬剤の濃度は1%) |
製薬会社 | 杏林製薬株式会社 |
効能 |
通常、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎の治療に用いられます。 |
使用上の注意 |
|
用法・用量 |
溶解液瓶の白い大キャップの白い部分をまわしてキャップをとりはずしてください。 溶解液がこぼれないように、キャップをとりはずした部分を粉末瓶にしっかり差し込み、よく振って粉末を完全に溶かしてください。 溶解液瓶に全ての薬液を移した後、粉末瓶をとりはずし、キャップを固くしめてください。 溶かし方の詳細につきましては、薬局で渡される説明書をご覧ください。 ※耳浴の方法:綿棒などで耳の穴の内部をきれいにしてください。 薬液を体温程度に温めてください。 悪いほうの耳を上にして横向きに寝て、耳の穴が水平になるように頭の位置を決めてください。 医師が指示した量の薬液を耳の穴に滴下してください。 薬液を滴下後に耳たぶを1~2回指で引き上げてゆするようにしてください。 その後、約10分間、そのままの姿勢でじっとしていてください(耳浴)。 薬液が耳からこぼれてもいいように清潔なガーゼかティッシュペーパーなどを耳にあてて起き上がってください。 もし、耳の外に薬液が流れ出た場合には清潔なガーゼかティッシュペーパーなどで拭き取ってください。 耳浴の詳細につきましては、薬局で渡される説明書をご覧ください。 副鼻腔炎:通常、1回2~4mL、1日おきに1週間に3回ネブライザーで吸入します。もしくは、1回1mL、1週間に1回、医師が頬の内側にある空洞(副鼻腔の一つである上顎洞)内に薬液を注入します。いずれの場合も、症状により薬液の使用回数が変わる場合があります。 必ず指示された使用方法に従ってください。 |
生活上の注意 |
|
副作用 |
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 |
保管方法その他 |
薬液(粉末を溶かした後):乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光を避け、冷所(1~15℃)に保管してください。 |
同じ薬効の薬を探す | 耳鼻科用剤 |
同じ成分の薬を探す | セフメノキシム塩酸塩 |
同じ製薬会社の薬を探す | 杏林製薬株式会社 |
※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。