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ラボナ錠50mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ラボナ錠50mg
主成分 ペントバルビタールカルシウム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.3mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 脳に働いて、眠りやすくしたり、不安や緊張を鎮めたりしています。
通常、不眠症の治療、麻酔前投薬、不安緊張状態の鎮静、持続睡眠療法における睡眠調節に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性間歇性ポルフィリン症がある、心臓、呼吸器、肝臓または腎臓に病気がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 不眠症:通常、成人は1回1~2錠(主成分として50~100mg)を就寝前に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    麻酔前投薬:通常、成人は手術前夜に2~4錠(主成分として100~200mg)、手術前1~2時間に2錠(主成分として100mg)を服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    不安緊張状態の鎮静:通常、成人は主成分として25~50mgを1日2~3回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分として50mg含有します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • (不眠症)飲み忘れた場合でも眠ることができれば問題ありません。眠れなくても飲み忘れに気がついた時は次の日の予定も考え、少なくとも起床5時間前までであれば1回分を飲んでもよいでしょう。しかし、個人差があるので、以前に服用した経験も考慮に入れてください。(不安緊張状態の鎮静)飲み忘れた場合は思い出したときにすぐに服用します。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は服用しなくてもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、めまいなどが起こることがありますので、自動車の運転や機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい、気分が悪い、頭が痛い、頭が重い、覚醒後の不快感、眠気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、中央に浮腫を伴った紅斑(赤い発疹)、眼球結膜の充血 [皮膚粘膜眼症候群]
  • 薬を中止すると手足が震え、不眠、不安などを起こす [薬物依存]
  • あせり、注意力が散漫になる、不安、不眠 [離脱症状]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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