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モディオダール錠100mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 モディオダール錠100mg
主成分 モダフィニル
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色の錠剤、直径12.6mm、短径5.5mm、厚さ3.7mm
商品画像
製薬会社 田辺三菱製薬株式会社
効能 脳の働きを活発にして、覚醒を促す作用があります。
通常、ナルコレプシー、特発性過眠症、または持続陽圧呼吸(CPAP)療法などによる気道閉塞に対する治療を実施中の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に伴う日中の過度の眠気の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。不整脈、心障害、高血圧、うつ病、躁病、てんかんがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として200mg)を1日1回、朝に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大服用量は3錠(300mg)までです。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 夜間の睡眠を妨げる可能性がありますので、夕刻以後には飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合、もしくは夕刻以後は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気の程度によっては、この薬を飲んでも覚醒レベルが正常に戻らない可能性がありますので、日中の眠気の程度が強い時には、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、この薬の効果は睡眠に代わるものではないので、適切な睡眠を確保してください。
  • 閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、CPAP療法などの気道閉塞に対する治療を医師の指示通り継続してください。また生活習慣の改善など医師の指示に従ってください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、口渇、不眠、動悸、体重減少、発疹、かゆみ、血管浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱(38℃以上)、目の充血、くちびるのただれ [中毒性表皮壊死融解症]
  • 食欲不振、全身けん怠感、中央に浮腫を伴った紅斑(赤い発疹) [皮膚粘膜眼症候群]
  • 円形または楕円形の赤い発疹、発熱、関節の痛み [多形紅斑]
  • 皮ふの広い範囲が赤くなる、高熱(38℃以上)、のどの痛み [薬剤性過敏症症候群]
  • 顔面蒼白、呼吸困難、じん麻疹 [ショック、アナフィラキシー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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