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ホスミシンドライシロップ200

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ホスミシンドライシロップ200
主成分 ホスホマイシンカルシウム
分類名称 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
剤形 白色の粉末(細粒)
商品画像
製薬会社 Meiji Seika ファルマ株式会社
効能 感染症の治療に用いるホスホマイシン系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成をその初期段階で阻害し、細菌を殺す働きがあります。
通常、深在性皮膚感染症、膀胱炎、腎盂腎炎、感染性腸炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、中耳炎、副鼻腔炎の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、小児は1日0.2~0.6g/kg[ホスホマイシンとして40~120mg(力価)/kg]を3~4回に分けて服用しますが、年齢、症状に応じて適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 水に溶かして飲む場合は、飲むときに溶かしてください。
  • シロップ剤として薬をもらった場合は、よく振ってから飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間まで3時間以下の場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、下痢、腹痛、嘔気、嘔吐、全身けん怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、下痢、腹痛 [偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
    同じ成分の薬を探す ホスホマイシンカルシウム
    同じ製薬会社の薬を探す Meiji Seika ファルマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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