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プロチアデン錠25

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プロチアデン錠25
主成分 ドスレピン塩酸塩
分類名称 精神神経用剤
剤形 淡桃色の錠剤(直径7.4mm、厚さ4.0mm)
商品画像
製薬会社 科研製薬株式会社
効能 脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミン)の再取り込みを抑制し、不安などによる晴々しない気分や、ゆううつな気持ちを和らげ、意欲を高める働きがあります。
通常、うつ病やうつ状態の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、心筋梗塞の回復初期、尿閉(前立腺疾患など)がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日3~6錠(主成分として75~150mg)を2~3回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間まで4~5時間程度あけるようにしてください。次の通常飲む時間まで、あと2~3時間しかない場合は、1回とばしてその後は指示通りに正しく飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作をしないでください。
  • アルコールは薬の作用を強めるので、飲酒はできるだけ控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、口渇、眠気、めまい・ふらつき・立ちくらみ、便秘、発疹、口周部などの不随意運動(口がモグモグ動く)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急な発熱、意識障害、筋肉のこわばり [悪性症候群]
  • けいれん、意識障害 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    同じ成分の薬を探す ドスレピン塩酸塩
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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