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ジアゼパム錠2「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジアゼパム錠2「サワイ」
主成分 ジアゼパム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の錠剤、直径8.0mm、厚さ2.6mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 脳のベンゾジアゼピン受容体に作用して、不安、緊張などを和らげます。また、筋肉の緊張も和らげます。
通常、神経症・うつ病・心身症における不安・緊張・抑うつなどの治療、脳脊髄疾患に伴う筋痙攣・疼痛における筋緊張の軽減および麻酔前投薬に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性狭隅角緑内障、重症筋無力症
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 神経症、うつ病、心身症:通常、成人は1回1~2.5錠(主成分として2~5mg)を1日2~4回服用しますが、外来受診では原則として1日7.5錠(15mg)以内とされています。小児は3歳以下では1日0.5~2.5錠(1~5mg)、4~12歳では1~5錠(2~10mg)をそれぞれ1~3回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    筋痙攣
    :通常、成人は1回1~5錠(主成分として2~10mg)を1日3~4回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    麻酔前投薬
    :通常、成人は1回2.5~5錠(主成分として5~10mg)を就寝前または手術前に服用しますが、年齢・症状・疾患により適宜増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下をおこすことがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 飲酒により眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、ふらつき、めまい、歩行失調、頭痛、失禁、言語障害、振戦(手足のふるえ)、頻脈、血圧低下、吐き気、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇、発疹、倦怠感、脱力感、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 薬がないといられない、(減量、中止による)けいれん・せん妄・手足のふるえ・不眠・不安・幻覚・妄想 [薬物依存、離脱症状]
  • 意識が乱れ正常な思考ができなくなる [刺激興奮、錯乱]
  • 呼吸が浅く速くなる、息苦しい、息切れがする [呼吸抑制]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す ジアゼパム
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳2,7305~9歳2,598
    10~14歳12,49410~14歳12,278
    15~19歳30,64515~19歳37,282
    20~24歳49,91320~24歳85,162
    25~29歳101,01225~29歳137,853
    30~34歳145,19530~34歳199,290
    35~39歳218,89335~39歳297,796
    40~44歳364,13440~44歳431,561
    45~49歳480,52045~49歳495,992
    50~54歳487,38250~54歳498,090
    55~59歳494,68255~59歳475,660
    60~64歳459,30060~64歳534,721
    65~69歳537,81665~69歳771,836
    70~74歳549,43770~74歳953,351
    75~79歳562,57675~79歳1,060,913
    80~84歳484,28580~84歳1,106,607
    85~89歳294,21685~89歳889,414
    90歳以上128,93190歳以上591,880