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リーマス錠200

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リーマス錠200
主成分 炭酸リチウム
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色~淡黄白色の錠剤、直径約9.0mm、厚さ約4.3mm
商品画像
製薬会社 大正富山医薬品株式会社
効能 中枢神経に作用し、感情の高まりや行動を抑え気分を安定化させます。
通常、躁病や躁うつ病の躁状態に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。てんかんなどの脳波異常、心疾患またはその既往歴、腎障害またはその既往歴、衰弱または脱水状態、発熱・発汗または下痢を伴う疾患、食塩制限、脳の器質的障害、食事および水分摂取量不足、肝障害、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症がある。
  • 妊娠中または妊娠している可能性がある、授乳中。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日2~3錠(主成分として400~600mg)を2~3回に分けて服用し始め、3日ないし1週間ごとに最大で1日6錠(1,200mg)まで徐々に増量されます。その後、1日1~4錠(200~800mg)を1~3回に分けて服用しますが、年齢・症状などによって適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • めまいや眠気があらわれることがありますので、自動車の運転や機械の操作は避けてください。
  • 定期的に血液中の薬の濃度を測定するため、医師が指示した受診日を守ってください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい、ねむけ、言語障害、のどの渇き、吐き気・嘔吐、下痢、食欲不振、胃部不快感、多尿、手のふるえ、脱力・倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 手足のふるえ、嘔吐、ぼんやりする [リチウム中毒]
  • 発熱、筋肉のこわばり、飲み込みにくい [悪性症候群]
  • 息切れ、めまい、脈が遅くなる [洞不全症候群、高度徐脈]
  • 水を多く飲む・のどの渇き、多量の薄い尿、からだがだるい [腎性尿崩症]
  • 物忘れがひどい、考えがまとまらない、意識の低下 [認知症様症状、意識障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は薬を受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 次のような場合に、この薬の血液中の濃度が上昇し、副作用(リチウム中毒)があらわれることがありますので注意してください。
    -食事や水分がとれない状態が続いたとき
    -脱水を起こしやすい状態になったとき(発熱を伴う病気にかかったときや、運動や炎天下の活動により過度に発汗し、水分補給が不十分だったとき)
    -非ステロイド性消炎鎮痛剤などと併用したとき
  • 同じ薬効の薬を探す 精神神経用剤
    同じ成分の薬を探す 炭酸リチウム
    同じ製薬会社の薬を探す 大正富山医薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳21,49110~14歳12,849
    15~19歳138,23115~19歳144,090
    20~24歳364,40220~24歳448,453
    25~29歳680,00025~29歳853,665
    30~34歳1,146,04030~34歳1,223,648
    35~39歳1,576,99535~39歳1,681,136
    40~44歳2,208,64340~44歳2,399,646
    45~49歳2,758,23545~49歳2,766,450
    50~54歳2,668,41250~54歳2,449,670
    55~59歳2,263,72655~59歳2,120,267
    60~64歳1,718,39460~64歳1,831,688
    65~69歳1,415,00065~69歳1,728,116
    70~74歳837,91170~74歳1,329,644
    75~79歳493,74975~79歳864,040
    80~84歳213,52880~84歳415,127
    85~89歳67,01485~89歳130,355
    90歳以上12,51190歳以上30,284