お薬検索

ユーロジン散1%

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ユーロジン散1%
主成分 エスタゾラム
分類名称 催眠鎮静剤、抗不安剤
剤形 白色の散剤
商品画像
製薬会社 武田テバ薬品株式会社
効能 脳内で作用することにより、寝つきをよくし、睡眠を持続させるベンゾジアゼピン系の薬です。
通常、不眠症の治療に用いられます。また、麻酔前に使用されることがあります。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。重症筋無力症、呼吸機能が低下している、衰弱している、心臓疾患、肝障害、腎障害、脳に障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 不眠症:通常、成人は1回0.1~0.4gを(主成分として1~4mg)を1日1回就寝の直前に服用します。
    麻酔前投薬:通常、成人は1回0.1~0.2g(1~2mg)を手術前夜の就寝前に、または1回0.2~0.4g(2~4mg)を手術前に服用します。
    なお、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 睡眠の途中で起きて用事をする場合は飲まないでください。
  • 飲み忘れて就寝し、途中で目が覚めて眠れない場合は、翌朝起きる時間までかなり時間があれば、1回分を飲んでもかまいません。起きるまでに十分な時間がないと、寝過ごしたり、起床時に眠気が残る、ふらつくなどの薬の作用が残ることがあります。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 翌朝以降まで効果が続くことがあるので、車の運転など危険をともなう機械の操作などは避けてください。
  • 飲酒により作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒はひかえてください。
  • 副作用 主な副作用として、眠気、ふらつき、めまい感、歩行失調、頭痛、頭重、不快感、気分の高揚、構音障害(はっきり話せない)、貧血、血圧低下、吐き気、口渇、発疹、かゆみ、倦怠感、脱力感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • けいれん・ふるえが起こる、不眠・不安になる、幻覚・妄想が起こる [連用による薬物依存傾向、離脱症状]
  • 息苦しい [呼吸抑制]
  • 興奮する、錯乱する [刺激興奮、錯乱]
  • 発熱、のどが痛い、体がだるい [無顆粒球症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 催眠鎮静剤、抗不安剤
    同じ成分の薬を探す エスタゾラム
    同じ製薬会社の薬を探す 武田テバ薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。