用語解説

若菜病

わかなびょう
山陰、近畿地方の農村で、若菜の浅漬けを食べた直後に悪心、嘔吐、1~2日後に咽頭部の掻痒感と喘息状のせきが生じ、1ヶ月くらい持続する症状の出ることが知られていた。ズビニ鉤虫感染幼虫が口から入った後、肺、気管にうつった際に起こる症状で、アレルギー反応によるものと考えられている。同じ若菜を食べた人すべてに発症するのが特徴で、治療にはステロイドを投与する。韓国では菜毒症と呼ばれる。
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