用語解説

味覚障害

みかくしょうがい
味覚には塩味、甘味、苦味、酸味の4つの基本的な要素があり、それぞれの刺激により反応しやすい味蕾が存在する。味蕾が刺激されると、感覚神経を経て大脳に伝わり味覚として理解されるが、この伝達経路が障害されると起こる。貧血、肝不全、糖尿病などの疾患や低亜鉛血症、薬物の副作用などでも生じるほか、喫煙や舌の乾燥が原因となることもある。舌の上に塩や砂糖を載せて評価するほか、正確には電気味覚計を用いる。
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