用語解説

ふぐ中毒

ふぐちゅうどく
ふぐの卵巣や肝臓に含まれるテトロドトキシンという毒物によって引き起こされる中毒。食後、早ければ30分、遅くても4~5時間で症状が現れ、くちびるや指先のしびれに始まり、呼吸麻痺や血圧低下などから昏睡状態に陥る。致命率は50%で、大部分は症状が現れてから5時間以内に死亡する。\n食べたフグを吐き出させ、人工呼吸や胃洗浄を行いながら強心剤、呼吸興奮剤、解毒剤などを使用するが、特効薬はない。
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