用語解説

ハンセン病

はんせんびょう
抗酸菌の一種であるらい菌によって起こる慢性特異性炎症性疾患。おもに皮膚と末梢神経とが侵される。ときに内臓や目、上気道に異常を来たす場合もあるが重篤な病変にはいたらず、致命的な病気ではない。全世界のハンセン病患者はなお1,000万人以上と推定されているが、わが国においては数千人で、新患発生も著しく減少している。1996年に「らい予防法」が廃止され、「らい病」という病名は使用されなくなた。
「ハンセン病」についてもっと調べる