用語解説

皮膚寄生虫妄想

ひふきせいちゅうもうそう
皮膚に小さな虫が刺したりはったりするという慢性触覚性の幻覚。虫が内臓をぐるぐる回ったりする知覚異常もみられる。ひっかき傷を虫のせいする妄想に発展することがあり、駆除のために全力を傾け熱心に治療を求めるが、本人の確信は強く治療は難航する。頑固、強迫的、猜疑的、自己中心的な性格傾向があり、統合失調症、うつ病、副甲状腺機能低下症、下垂体腫瘍、アルコール依存症などにこの症状がみられたとする報告がある。
「皮膚寄生虫妄想」についてもっと調べる