用語解説

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

ピーティーエスディー(しんてきがいしょうごすとれすしょうがい)
アメリカのベトナム戦争帰還兵で問題となったのをきっかけに、疾患として位置づけられるようになった。わが国においては阪神・淡路大震災以降注目され、さまざまな事件で医師やカウンセラーが派遣されるなど、治療的対応が重要視されている。事件後1~2週間から数ヵ月たってから発症し、睡眠障害や悪夢などに悩まされる。同じ出来事を経験してもすべての人が発症しないため、体験の強度や個人的要因などが関係しているとされる。
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