用語解説

二次性貧血

にじせいひんけつ
他の病気の症状として起こる貧血のこと。慢性の感染症や癌があると、免疫にかかわる組織が活発になり、鉄が組織に取り込まれて欠乏し、貧血を起こす。また腎臓病が悪化すると造血を促すエリスロポエチンというホルモンが産生されにくくなり貧血を起こすほか、肝臓病がある場合にも、さまざまな物質の代謝機能が低下し、貧血の原因となる。続発性貧血、症候性貧血とも呼ばれる。
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