用語解説

鳥飼病

とりがいびょう
鳥類の排泄物や羽毛中に含まれる異種タンパクをアレルゲンとする過敏性肺臓炎。鳥を飼っている人に多く発症する。大量のアレルゲンに突然さらされることで発熱や倦怠感、呼吸困難などを起こすが、アレルゲンを避けると症状は軽快する。一方、少量のアレルゲンでも長期間さらされ続けると肺活量の低下や白血球の増加を引き起こす。慢性呼吸不全をきたす場合もある。重症例や慢性化した場合はステロイド薬や免疫抑制剤を使用する。
「鳥飼病」についてもっと調べる