用語解説

トランス脂肪酸

とらんすしぼうさん
脂肪酸の一種で、液体の植物油をマーガリンやショートニングなどの固体に加工する過程で生成される。長期間の過剰摂取により血中のLDL(悪玉コレステロール)を増やし、HDL(善玉コレステロール)を減少させ、心筋梗塞をはじめとした心臓疾患のリスクを高めるといわれている。そのためトランス脂肪酸の摂取量の多い欧米諸国では食品中の含有量の表示を義務づけるなど、規制の方向にある。
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