用語解説

耳管開放症

じかんかいほうしょう
本来は閉じている耳管(鼓膜の内側にある中耳と、鼻の奥をつなぐ管)が、開いた状態になる病気。自分の声が通常よりも大きく、響いて聞こえる、耳が詰まったように感じるといった症状が現れる。一時的に症状が治まるからといって、鼻をすする行為を繰り返していると、中耳の炎症を招いたり、聴力を失ったりすることがある。主な原因は、急激な体重の減少など。症状の度合いに応じて、薬の噴霧やピンの挿入で、耳管を狭くする治療などが行われる。
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