用語解説

神経線維腫症I型(レックリングハウゼン病)

しんけいせんいしゅしょういちがた(れっくりんぐはうぜんびょう)
カフェオレ斑と呼ばれる茶褐色のシミや、神経線維腫という良性腫瘍が、皮膚や皮膚の下の組織にできる病気。カフェオレ斑は生まれたときから、神経線維腫は思春期の頃からできることが多い。主な原因は遺伝や突然変異など。神経線維腫により、見た目が気になる場合や圧迫症状がある場合は、できた部位や大きさなどを考慮して、外科手術で切除することがある。そのほかの症状として骨の変形が起きることがあり、その場合は整形外科の受診が必要となる。現在はまだ根本的な治療法がなく、厚生労働省から特定疾患(難病)に指定されている。
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