用語解説

鼠咬症

そこうしょう
ネズミに咬まれてできた傷口から、病原菌が感染して起きる病気。感染するのはモニリホルム連鎖桿菌(れんさかんきん)、あるいは鼠咬症スピリルムという菌で、ネコやリスなどに咬まれて起きることもある。咬まれて数日から数週間の後に、咬まれたところが赤くなり、リンパ節が腫れる。また、感染した病原菌に応じて発熱や悪寒、頭痛、発疹、筋肉痛、関節痛などが起きる。これらの症状は、数日で治まっては再び現れるということを繰り返す。抗生物質の投与によって治療する。
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