用語解説

全身性エリテマトーデス(SLE)

ぜんしんせいえりてまとーです(えすえるいー)
略称は英語のSystemic Lupus Eryhtematosusの頭文字から。膠原病(こうげんびょう)のひとつで、女性に多くみられる。全身に赤い斑点ができる、だるくなる、熱が出るなどのほか、関節炎、脱毛、けいれん、胸の痛み、動悸、心筋炎、弁膜症、腎炎など、さまざまな症状が現れることもある。原因は不明だが、自分自身の免疫が、自分の体内にある物質を異物と勘違いして過剰に反応することで症状を現れるといわれている。また、紫外線やウイルスの感染、妊娠・出産などがきっかけとなって発生したり、悪化したりする。副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤の投与などで治療する。
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