用語解説

血友病インヒビター

けつゆうびょういんひびたー
血液凝固因子が不足していた血友病患者に、血液凝固因子製剤を投与した際、インヒビターと呼ばれる抗体が体内に作られ、血液凝固因子の効果が低下して血が止まりにくくなること。血液凝固因子が、体から異物とみなされることによって起きる。他の血液凝固因子を利用して止血する「バイパス療法」、さらに多くの血液凝固因子製剤を投与する「中和療法」、インヒビターがつくられるのを抑える「免疫寛容導入療法」などの治療を行う。
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