用語解説

結核

けっかく
結核菌によって引き起こされる感染症の総称。結核症とも呼ばれる。肺に炎症を起こす肺結核が主で、肺以外の臓器で起こる頸部リンパ節結核、粟粒結核、脊椎カリエス(結核性脊椎炎)などの肺外結核もある。結核菌が人の咳やくしゃみで飛び散り、それを別の人が吸い込むことでうつる。感染しても全員が発病するわけではなく、免疫力が低下したときに発病する。通常レントゲン検査や、血液・痰の検査、ツベルクリン反応検査で調べる。症状として、咳、痰、発熱、全身の倦怠感などがある。治療は、複数の種類の抗結核菌薬を組み合わせて、半年から1年ほど継続して服用する。
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