用語解説

カウザルギー

かうざるぎー
外傷などによって手足の神経が傷つき、焼けるような激しい痛みが起きる状態。CRPS(複合性局所疼痛症候群)のひとつに分類され、20~30代の女性に多くみられる。痛みが長時間続くほか、皮膚の温度や色の変化、関節のこわばり、脱毛、むくみ、ふるえなどが現れることがある。傷が治った後も、傷があった部分に触れたときや、興奮したときに痛むことがあり、原因が不明なことから抑うつ状態になることもある。薬の投与やリハビリなどの理学療法、局所麻酔で神経を一時的に麻痺させる神経ブロックなどによって対処する。
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