用語解説

航空性中耳炎

こうくうせいちゅうじえん
飛行機は上昇中、大気圧より中耳の内圧の方が高いため、鼓膜は外耳道の方へ張り出す。反対に飛行機が下降するときには中耳の内圧が低くなり、鼓膜が中耳の方へ引き込まれる。そのとき耳が詰まった感じになり、耳痛、難聴などが起こる。風邪を引いている人、耳管の機能の悪い人に起こりやすい。なかには内耳の一部がポンという音とともに破裂し、高度の感音難聴になることもある。異常が続くときは耳鼻咽喉科で診察を受けると良い。
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