用語解説

乾皮症

かんぴしょう
皮脂および汗の分泌が低下し、皮膚が乾燥して光沢を失う。ウロコのような浅い亀裂を生じ、かゆみを訴えることもある。幼児、老人で四肢末梢部によく現れ、症状が出るのは冬に多く夏には軽快する。栄養障害、アトピー性皮膚炎、ビタミンA欠乏症、石鹸の使いすぎなどで起こる。皮膚の乾燥を防ぐためにワセリンやビタミンA、E軟膏、ヘパリン類似物質含有軟膏を塗布するほか、必要に応じてビタミンA、Dを内服する。
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