用語解説

SGLT2阻害薬

えすじーえるてぃーつーそがいやく
腎臓の近位尿細管にあるSGLT2というたんぱく質がもつ、血液にブドウ糖を再吸収させるのを促す働きを抑える、糖尿病の薬。血液中の余分な糖分を尿とともに体外へ排出し、血糖値を低下させる。体重の減少や、血圧を低下させる効果も期待できる。副作用として、高齢者や腎機能低下患者は多尿による脱水症状や、尿糖による尿路感染症に、女性は性器感染症に注意が必要となる。SGLT2はsodium-glucose cotransporter 2(ナトリウム・グルコース共輸送体2)の略。
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