用語解説

萎縮性胃炎

いしゅくせいいえん
長期間にわたって慢性胃炎が続いた結果、血管が胃粘膜の表面から見えるほど粘膜が薄くなる状態で、胃カメラの観察で診断される。発症のリスクは、高齢になるにつれて高まる。胃液の分泌量が減り、消化不良を起こすことで、胃もたれ感や食欲不振などの症状が現れることがある。根本的な治療法はなく、胃粘膜保護剤や消化剤などの薬が使用される。ピロリ菌が原因となる場合には、除菌治療が行われることもある。
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