用語解説

アテローム

あてろーむ
皮下や血管内にできる、脂肪のかたまりのようなもの。粉瘤(ふんりゅう)、粥腫(じゅくしゅ)とも呼ばれる。皮下のアテロームは、顔や首、背中などにできることが多い。中には、脂肪や、皮脂を分解する物質などがお粥(かゆ)のようにドロドロした状態になって入っている。治療するには、外科的に切除を行う。血管のアテロームは、全身や心臓などの器官に血液を送る動脈の内部に、脂肪や壊死した組織などがドロドロの状態になって付着することでできる。動脈硬化を起こし、血栓がつくられることもある。
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