用語解説

アニサキス症

あにさきすしょう
魚を生食してアニサキスに感染する病気。サバ、アジ、カツオなどに幼虫が寄生していて、これらの魚を生で食べて感染すると、2~3時間後に急激な腹痛が起こる。まもなく症状はおさまるが、10日ほどすると胃壁や腸壁に好酸球性肉芽腫と言われる病変ができ、幼虫が消化管の壁を破って腹膜炎を起こし重症となる。初期なら内視鏡を用いて虫を摘出し、肉芽腫ができている場合は手術を行う。
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