
日常生活で嫌悪感を抱くことが多い
み(c951ded060)・20~29歳女性
2022/07/06
投稿
日常で以下のようなものに嫌悪感があります。
・咀嚼音、呼吸音、嚥下音など生活音が大きい人
・人の肌に直接肌が触れること
・貧乏ゆすりなど
人に相談してもあまり理解してもらえず溜め込んでしまっている現状がツラいです。これらを治す方法、もしくは考えられる病気などありましたら教えていただきたいです。

確定的なことは言えませんが、何らかのストレス関連疾患も考えられます
ご相談者のお悩みがいつ頃からあったのか不明ですので、確定的なことは言えませんが、この数ヵ月気になるというのであれば、何らかのストレス関連疾患、例えば不安障害、適応障害、うつ病、まれに統合失調症なども考えられます。
10代前半からある場合も不安障害や気分変調症の可能性が考えられます。
治療は薬物療法(主として抗不安薬)が効果的です、すべての方が良くなるわけではなく3人に一人くらいに効果が出るように思います。患者さんの中には転居して広い家に住んで軽快した方もいます。まず今のご自分の環境で何がストレスになっているか考えてみてください。解決できるようであればその方向を目指してください、と同時に精神科を受診しミソフォニアのレベルなどを診断していただきお薬の処方をお受けになることも大切です。
お薬は半年から1年くらい服用するとよいと思います。

牧野 真理子 先生
ドクターご活躍の場所 | 牧野クリニック(東京都中野区東中野) 診療部長 東邦大学医学部客員講師 JICA(国際協力機構)顧問医 優秀臨床専門医 アサヒビール産業医 オレンジページ産業医 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
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ご専門 | 心身医学(心療内科) 女性の心身症(摂食障害など) 職場のメンタルヘルス 異文化間メンタルヘルス |
ご経歴 | 国公立大学卒業後、北里大学医学部卒業 メルボルン大学医学部大学院卒業 |
著書 | 『誰も私をわかってくれない:摂食障害・心の迷路』(悠飛社:1999) 『異文化ストレスと心身医療』(新興医学出版社:2002) 『もういいや!!と叫んで心の毒出しができるメンタルデトックス』(祥伝社:2005) 『うつにもいろいろあるんです。』<漫画 細川貂々> (オレンジページ:2011) 【共著】 『医療看護学』(中山書店) 『職場のメンタルヘルス』(南山堂)など多数 【連載】 『からだの本』(オレンジページ)「女性とうつ」連載中 |
所属団体 | 日本心身医学会代議員 日本女性心身医学会理事 国際摂食障害学会会員 |
先生からの一言 | メンタルヘルスの疾患も早期発見が早期回復につながります。 小さなことと思ってももし悩んでいるようでしたらお気軽にご相談ください。 |
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