真夜中の呼吸障害
へそのごま(#)・50~59歳男性
2013/11/18
投稿
もう数年前からですが、年に2~3回起こる症状です。
真夜中の2時から3時ごろ、熟睡している最中、突然呼吸ができなくなります。
慌てて目を覚まして呼吸をしようとするのですが、首の付け根あたりに痰が絡んでいる感じで、吸うことも吐くもできません。
それが、十数秒続きます。
それを超えると自然と痰がなくなったのか、普通に戻ります。
これから年を取ってくると、元に戻るかどうかわかりません。
町の耳鼻咽喉科の先生に相談すると、「大きな病院に行って、24時間機械を付けて、診てもらってください。」と言われました。
年に2~3回しか起こらないのに、1日だけで判断できるのでしょうか?
また検査にかかる費用も高くなるのではないかと思うのですが、その価値はあるのでしょうか?
まずは総合病院で耳鼻咽喉科的検査を
寝ている間に呼吸が止まっても人は目を覚まさない場合がよくあります。
そうした状況を睡眠時無呼吸症候群といいます。
飲酒や肥満で悪化し、昼間に急に眠ってしまう場合があり、電車や車の運転をしている人が大きな事故を起こし大問題になる場合があります。
また睡眠中に突然死する可能性も指摘されています。
今回へそのごまさんに起っていることが、睡眠時無呼吸症候群の症状であると判断すべきなのか、少し疑問を感じます。
まずは、24時間かけて行う検査(睡眠ポリソムノグラフィ検査)も受けられる総合病院の耳鼻咽喉科を受診して、まず現在の症状について普通の耳鼻咽喉科的な検査を受けるのがよいと思います。
そこで、もし必要性があるといわれたら、睡眠ポリソムノグラフィ検査を受けるようにするとよいと思います。
ご回答いただいた
古家英寿 先生
ドクターご専門 | 呼吸器内科、一般内科、免疫学、臨床薬理学 日本内科学会認定内科専門医、米国内科専門医会上級会員、日本臨床薬理学会指導医、医学博士 |
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ご経歴 | 山口大学医学部卒業 熊本大学第一内科大学院卒業 |
先生からの一言 | 今度からこのサイトで皆さんの御相談にお答えすることになりました。医療に100%はありませんが、皆さんの御役にたてるようにがんばりたいと思います。 |
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