おしえて先生

長期の拒食症について

cocoapau(#)・40~49歳女性 2013/06/24 投稿

二十歳より以前から、拒食症と戦って30年、現在49歳になります。

身近に頼れる人がいなく、内科にも精神科にも見放された状態です。
おまけに、家族の理解もなく「孤立」しています。
現在、身長156cm、体重26kg。もう力尽きています。
「うつ状態」もひどく、ほとんど食べられません。何とか協力を得たいと思います。

「障害者二級」ですが、援助は何も受けていません。
自分で何かを考えてすることができないので、とりあえず何をすればいいのかわかりません。
あいまいな質問で申し訳ないのですが、相談する相手がまったくいないので何か取っ掛かりをつかめたらと思います。

保健所にご相談されることをお勧めします

長い期間の闘病生活、お疲れのことと思います。
体重26kgで、ほとんど食べられないという状態では、考えたり行動することはできないと思います。
まず入院治療をして体力を回復することが先決です。

障害者二級をお持ちとのことですが、周囲に協力者がいない状態なので、行政に協力を仰ぐというのはいかがでしょうか?
保健所の精神衛生相談の窓口に出向かれ、担当の方に今の状況を話して、入院施設の紹介その他、今後の方針を相談されるのが良いと思います。
保健師さんが定期的に自宅を訪問して下さる制度もありますので、どのような利用の仕方があるのかを、一度ご相談されると良いと思います。

ご回答いただいた

半田(伊藤)容子 先生

ドクター
ご活躍の場所 八事クリニック 院長
ご専門 心療内科、精神科、医学博士、精神科専門医、精神保健指定医、日本精神分析学会認定精神療法医、認定産業医
ご経歴 名古屋大学医学部、名古屋大学大学院医学系研究科卒業
名古屋大学付属病院
愛知県立城山病院
生々会松蔭病院を経て
八事クリニックを開設
所属団体 日本精神神経学会、日本精神分析学会、日本うつ病学会、
日本精神病理・精神療法学会
先生からの一言 明るく穏やかな生活を奏でる為に、皆様のお役に立てたら幸いです。