
妊娠希望、チョコレート嚢胞の手術は?
こんにちは。はじめて投稿させてもらいます。現在30歳の彼女のことでご相談です。
先日、彼女が子宮がん検査に行った際に子宮内膜症の疑いがあると言われ、再度検診に行くと4cmのチョコレート嚢胞が確認されました。
その施設では、まだ手術するほどでもないので半年後に再度様子を見る、とのことでしたが心配なので別の病院にも行ったところ、4cmのものとは別に、2cmのものが2個、合計3個のチョコレート嚢胞が確認されました。(そのうちの1個は髪の毛かも?と言われました。)
そして、2軒目の病院では「手術適用内だが妊娠希望なら手術はしないほうがいい」と言われました。別の病院などへ電話したり、本やHPなどで調べたりしたところ「妊娠希望なら手術をした方がいい」という逆の意見もあり、いったいどちらがいいのか迷っています。個人的には手術はなるべく避けたいのですが、子どもは欲しいので「手術は早めにすべきだ」という方の意見も気になるところです。MRIで確認した上で判断した方がいいのでしょうか?
あまりにも意見がバラバラなので一般的なところが知りたいのです。難しい話なのかもしれませんが、教えてください。よろしくお願いします。

希望を伝え、定期的に通院を
チョコレート嚢胞の一般的治療では、ホルモン剤により月経を一時的にとめるような薬物治療から開始され、効果が不十分であれば手術療法が選択されるようです。薬物療法にも色んな種類があり、手術療法にも様々な種類があります。
実際のチョコレート嚢胞の治療方針の決定にあたっては、症状の程度、発生部位と広がり、年齢、挙児希望、月経存続希望の有無を考慮して決めるとされています。
私は内科医なので、これ以上の詳細な産婦人科的な説明を医師の立場からはできませんが、もし私が、あなたと同じ患者の立場であったならば、2件目に行った病院でMRIなどの検査を受け、赤ちゃんが欲しい旨を伝えた上で、定期的に通って様子をみてもらいます。より小さなチョコレート嚢胞をみつけてくれたことと、すぐに手術を勧めるような短絡的な説明をしなかったところに、好感がもてるからです。
なお、手術が必要かどうかは、時間の経過とともに見極める必要があるので、定期的に通うことは極めて大事です。
ご回答いただいた
古家英寿 先生
ドクター| ご専門 | 呼吸器内科、一般内科、免疫学、臨床薬理学 日本内科学会認定内科専門医、米国内科専門医会上級会員、日本臨床薬理学会指導医、医学博士 |
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| ご経歴 | 山口大学医学部卒業 熊本大学第一内科大学院卒業 |
| 先生からの一言 | 今度からこのサイトで皆さんの御相談にお答えすることになりました。医療に100%はありませんが、皆さんの御役にたてるようにがんばりたいと思います。 |





