
紫外線による髪のダメージについて
tuna-tama-soreto(#)・50~59歳女性
2009/09/28
投稿
娘が学校で茶髪の部分をカットしてこいと言われたそうです。
確かにドライヤーは毎日使い、コテのようにして髪を整えていますが、夏の間は殆ど毎日部活で太陽の下汗をかきながら過ごしてきました。
なので紫外線による日焼けもあるのではと考えるのですが、紫外線による髪の毛の日焼けが原因の赤茶色というのはありえないのでしょうか?
娘は髪を染めてはいません。ドライヤーだけによる茶髪と言い切れるのか教えてください。

紫外線には、アポトーシスという働きや…
紫外線は、少量であれば髪の毛の元になる角化細胞が自ら死んでいくアポトーシスと呼ばれる働きをまします。また、皮膚が日焼けで赤くなるような量以上であれば、かなりの細胞を壊死させてしまいます。つまり、細胞が自ら進んで死ぬのではなく、紫外線の害が大きくて生きていけないのです。紫外線は、髪の毛の成長を遅くするというダメージを与えると言えます。
黒髪が茶色になることに関してですが、新しく生えてくる毛の場合、皮膚のメラニンが著しく減らない限り茶色にはなりません。髪の毛の基は頭部の皮膚にありますから、その皮膚に紫外線が大量に当たり、メラニンを作る働きのある物質の合成が少なくなれば、多少は髪の毛の色が薄くなることが考えられるでしょう。
もし、みんなが同じように紫外線に当たっていて、他の人は茶色にならないのにtuna-tama-soretoさんの娘さんだけが茶色い髪の毛になるとすれば、それは何か異常が考えられます。なので、恐らくドライヤーで焼いているためと考えるのが一番納得できます。ドライヤーの温度を下げて、クールな風で乾かしてください。
ご回答いただいた
市橋正光 先生
ドクター| ご活躍の場所 | アーツ銀座クリニック 院長 |
|---|---|
| ご専門 | 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療 |
| ご経歴 | 神戸医科大学 卒業 神戸大学大学院医学研究科 修了 ロンドン大学皮膚科学研究所 留学 神戸大学医学部 教授 サンクリニック・サンケア研究所 森之宮医療大学抗加齢研究所長 再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職 |
| 所属団体 | 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会 |
| 先生からの一言 | 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。 |





