おしえて先生

慢性的な下痢の対処法が知りたい

ラルフ(#)・30~39歳男性 2009/08/20 投稿

初めまして。お願いします。
普段から胃腸が弱く、下痢等は小学生の頃から頻繁にありました。ここ2ヵ月位、慢性的に下痢や緩い状態になっていますが、原因が分らず困っています。
かかりつけの病院では、整腸剤を頂いて飲んではいるのですが、全く治まらず、また先日健康診断で採便をしたのですが、血は混ざっていませんでした。また、バリウムを飲んで行った胃の検査でも結果は大丈夫でしたが、その後に下剤を飲まなかったにも関わらず、下痢として全て流れてしまいました。
普段は、食欲も普通で運動もしており、腹痛も全く無いのですが、トイレに行くと必ず下痢です。対処の仕方を教えて頂ければ幸いです。

腸を冷やさず、十分な休養を

ラルフさんの腸には、潰瘍や炎症などは無く、過敏な状態にあるようですね。バリウムを飲んだあと、便秘の人ではいつまでも残って固まり、困る人がいます。そのため、すべて流し出してしまったということのは良いことです。下痢は、からだに有害なものを、すぐに外に排泄する仕組みです。
ラルフさんは、食欲も普通で運動もしておられるので、下痢はあっても必要な栄養素はきちんと吸収されていると見受けられます。腸を冷やし過ぎないようにして、ゆっくりと楽しく食事をとるようにしましょう。また、運動だけでなく休養も大切ですので、十分な睡眠をとり、精神的にも落ち着いた状態が維持できるようにしましょう。

ご回答いただいた

板倉弘重 先生

ドクター
ご活躍の場所 日本動脈硬化学会 名誉会員
日本ポリフェノール学会 理事長
日本栄養・食糧学会 名誉会員
日本臨床栄養学会 理事長
国立健康・栄養研究所臨床栄養部長
ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授
ご専門 動脈硬化、栄養関係、高脂血症、糖尿病、高血圧など 認定臨床栄養指導医
ご経歴 東京大学大学院医学研究科博士課程修了後、同大学第三内科入局。
カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長、ブラジル リオグランデヂス-ルカソリック大学客員教授。
2000年から2010年まで茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授。
日本臨床栄養学会理事長、日本栄養改善学会理事、日本栄養・食糧学会副会長、日本動脈硬化学会評議員名誉会員、日本病態栄養学会理事、第33回日本動脈硬化学会総会会長などを歴任。
2006年「瑞宝双光章」受賞。
2009年度国際栄養学連合(IUNS)のFellowに認定(栄養学研究分野で顕著な貢献をした世界の研究者10名の1人)。
2010年「動脈硬化疾患の予防と治療に関する栄養学的研究」により日本栄養・食糧学会功労賞を受賞。
芝浦スリーワンクリニック名誉院長
所属団体 日本内科学会、日本動脈硬化学会 名誉会員、日本ポリフェノール学会 理事長、日本老年医学会、日本肥満学会、日本栄養・食糧学会 名誉会員、日本臨床栄養学会 監事、日本栄養改善学会、日本健康・栄養システム学会 理事長
先生からの一言 楽しく健康になりましょう。